チョウはなぜヒラヒラと飛ぶか

高校生の頃に故・日高敏隆先生の「チョウはなぜ飛ぶか」という本に出会いました。

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トンボのように直線的に移動するのが最も効率的な飛び方です。空中でホバリングもできるトンボは飛行の名人です。
その点、チョウはヒラヒラと飛び回り、効率の悪い、不器用な飛び方をします。
しかし、この飛び方で、チョウは異性と出会う可能性を広げているんですね。
キアゲハの雄は独特の香りを放ちます。雌にアピールする香水をばらまきながら飛んでいます。
直線的に飛ぶよりも、はるかに効果的に雌の視覚と嗅覚に訴えるわけです。
でも、それはチョウを狙う鳥の眼にもとまります。
しかし、鳥がチョウを捕えるのは大変です。トンボと違って次の瞬間にどこにいるのか予測できないからです。
チョウの不器用な飛び方が、実は素晴らしい適応の結果なのだと知ったときの感動。
何だかとっても嬉しかったのを覚えています。

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大学卒業後、日高敏隆先生と一緒に仕事をさせてもらいました。
そして、高校生のときの感動を先生にお話ししたとき、先生がとっても嬉しそうにされたのを思い出します。


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by syunkatei-tanba | 2017-09-23 21:00 | 昆虫類 | Comments(0)