頑張れ、赤!

プロ野球セ・リーグはクライマックス・シリーズの第3戦が行われています。僕は長年の広島カープファンです。
植物も昆虫も、ついつい「赤」を応援してしまいます。
…というわけで、きょうはアカタテハ。

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早春から晩秋まで見られますが、秋のほうがよく見かけるようです。
花にはもちろん、熟した果実や動物の糞にもとまって口吻を伸ばします。

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子どもの頃、熟して落ちたカキの果実にとまったアカタテハを捕ろうとして、捕虫網を汚したのを思い出します。
ウシの糞の上にとまったアカタテハは、さすがに捕る気になりませんでした。

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きょうは、庭のヒメツルソバの花にやってきました。
かなり接近しても逃げません。とっても美味しい蜜なのでしょう。思いっきりアップで撮らせてもらいました。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-20 21:00 | 昆虫類 | Comments(0)

童謡「赤とんぼ」は、このアキアカネを歌ったものです。

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桂文枝師匠の創作落語「赤とんぼ」の中に、童謡好きの部長とその部下のこんなやりとりがあります。
●「♪夕焼けぇ小焼けぇの赤とんぼぉ~、おわれてみたのは~いつの日ぃか~…意味、わかるか?」
〇「借金取りに追われたんですか?」
●「違うがな。守り姉ぇやに負われてや」
…恥ずかしながら、僕も子どもの頃、同じような勘違いをしておりました。
てっきり、赤とんぼが子どもを半分からかいながら、追われてみてやったのだと。

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童謡は、歌詞を読まずに、聴いて覚えるものですから、いろんな誤解を生じるようです。
童謡に歌われるほどどこにでもいたアキアカネがここ20年間ほどで、激減しているそうです。
子どもたちが「赤とんぼって何?」なんて言うことだけは避けたいものです。


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by syunkatei-tanba | 2017-09-28 21:00 | 昆虫類 | Comments(4)

高校生の頃に故・日高敏隆先生の「チョウはなぜ飛ぶか」という本に出会いました。

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トンボのように直線的に移動するのが最も効率的な飛び方です。空中でホバリングもできるトンボは飛行の名人です。
その点、チョウはヒラヒラと飛び回り、効率の悪い、不器用な飛び方をします。
しかし、この飛び方で、チョウは異性と出会う可能性を広げているんですね。
キアゲハの雄は独特の香りを放ちます。雌にアピールする香水をばらまきながら飛んでいます。
直線的に飛ぶよりも、はるかに効果的に雌の視覚と嗅覚に訴えるわけです。
でも、それはチョウを狙う鳥の眼にもとまります。
しかし、鳥がチョウを捕えるのは大変です。トンボと違って次の瞬間にどこにいるのか予測できないからです。
チョウの不器用な飛び方が、実は素晴らしい適応の結果なのだと知ったときの感動。
何だかとっても嬉しかったのを覚えています。

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大学卒業後、日高敏隆先生と一緒に仕事をさせてもらいました。
そして、高校生のときの感動を先生にお話ししたとき、先生がとっても嬉しそうにされたのを思い出します。


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by syunkatei-tanba | 2017-09-23 21:00 | 昆虫類 | Comments(0)

チョウは幼虫の食草によって生活圏が限定されます。
珍しい植物や分布域が限られている植物を幼虫の食草にしてしまったチョウは、絶滅の危機に瀕しています。
一方、どこにでもある植物を幼虫の食草にしたチョウは、どこでも見かけるチョウということになります。
その典型的な例が、このヤマトシジミだと思います。幼虫の食草はカタバミです。

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子どもの頃、捕虫網を持って昆虫採集に出かけても、ヤマトシジミは無視していました。
それくらいありふれたチョウで、小さく地味ですから、子ども心をワクワクさせる対象ではありませんでした。
でも、こうして写真に撮ってみると、かわいいチョウです。

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どこにでもいるのは、カタバミがどこにでもあるからです。カタバミを刈り取ってしまうと、ヤマトシジミの危機です。
小さなチョウだけに遠くまで移動することができません。
道端の草刈りをするとき、片側だけを刈って反対側を刈り取る時期をずらしてやるとか、
広範囲に刈り取るときには一部を残しておいてやるとか、除草にはそんな気遣いもしたいものです。

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雄の羽の表面はやや金属光沢のある水色で、黒い縁どりがあります。
年に5~6回発生するのですが、暑い時期の個体は、この黒い縁どりの幅が広くなるんだそうです。
今年の夏は猛暑でしたので、黒い縁どりがずいぶん広くなったのでしょうか。


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by syunkatei-tanba | 2017-09-06 21:00 | 昆虫類 | Comments(2)

東京都では絶滅危惧Ⅱ類、青森県では準絶滅危惧種に指定されているようですが、当地ではよく見かけます。
ハグロトンボです。羽が黒いのですぐにわかります。

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雄は腹部が金属光沢のある緑色で、きれいです。↑ 
こちらは雌、黒っぽい色をしています。↓

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トンボですが、飛び方はトンボらしくありません。チョウのようにヒラヒラと飛びます。

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ヤゴはもちろん水中で生活し、羽化すると森に移動し、薄暗いところで生活します。
成熟すると、森から出て明るい水辺に移動してきますので、8月以降は川のそばや田んぼでよく見かけます。


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by syunkatei-tanba | 2017-09-03 20:00 | 昆虫類 | Comments(4)

ハス池のトンボたち

ハス池で見かけたトンボたちを紹介します。

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まずは、キイトトンボの雄。体長4cmくらいのトンボで、腹部は綺麗なレモンイエローです。
眼は胸と同じ黄緑色で、キョロキョロと雌を探しているみたいです。

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こちらはセスジイトトンボのカップル。ハート型になってます。雄は青色、雌は緑色です。
雄の精巣は尾部にあるのですが、交尾(交接)の前に腹部の前方にある副性器に移します。
雄が尾の先端で雌の首根っこをつかまえると、雌は尾部の交接器を雄の副性器にくっつけて、精子を受け取ります。
そのとき、このハート型になります。

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こちらはギンヤンマのカップル。胸部の後ろが雄は水色、雌は黄緑色です。こちらは、すでに交尾を終えています。
交尾を終えても、雄は雌の首根っこをつかまえたままです。雌は産卵管を植物に突き刺して、産卵しています。
なぜ、雄は雌の首根っこをつかまえたままなのかというと、放すと雌が浮気してしまうからです。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-30 19:24 | 昆虫類 | Comments(2)

「皿屋敷」のお菊虫

きのうの姫路市の花「サギソウ」に続いて、きょうは姫路市の蝶「ジャコウアゲハ」です。
ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサを食草としますが、これにはアリストロキア酸という毒性物質が含まれています。
ジャコウアゲハは、なぜかこれを上手く処理し、体内に蓄積したまま成虫になります。
もし、鳥などがジャコウアゲハを食べると、食中毒を起こし、吐いてしまいます。
一度食べた鳥は学習し、二度とジャコウアゲハやこれに似たチョウを食べなくなります。

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三代目桂春団治師匠の「皿屋敷」の中で、こんなセリフがあります。
●「お前ら、あの『お菊虫』という虫を知ってるか?」
■「へぇへぇ、確かあの、前でこぉ髪の毛がパラッと、手ぇがこぉ後ろへくくられたよぉになってる」
●「そぉや。あれがお前、お菊の亡霊や」

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その「お菊虫」が、↑これです。ジャコウアゲハのさなぎです。↓別の角度からもどうぞ。お菊さんの亡霊に見えますか?

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「お芝居では『番町皿屋敷』ですが、ほんとは『播州皿屋敷』、姫路の噺です」…と、上方落語では紹介します。
そんなわけで、ジャコウアゲハが姫路の市蝶に指定されています。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-29 20:00 | 昆虫類 | Comments(0)

ひいらいたひいらいた

♪ひいらいたひいらいた れんげのはーながひいらいた…
の「れんげ」は、レンゲソウのことではなくて、蓮華、つまりハスの花のこと。
恥ずかしながら、つい最近まで知りませんでした。春のレンゲソウのことだと勝手に思い込んでおりました。
でも、♪れんげのはーな はヘンですよね。ハスの花の花ってことになってしまいます。…ちょっと負け惜しみ的。

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兵庫県香美町村岡区の笠波(かさなみ)峠のてっぺんに「←ハス園500m」の看板があります。
看板の指示通り、対向車が来たらどうしようかと思うような細い道を入っていくと、「笠波蓮華園」があります。
おぉ、蓮華(れんげ)だ!…なんて、妙なところに感動しながらハス池へ。

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個人で約2000株の蓮華園を管理し、無料で一般に開放されています。
ハス池の周囲から見るだけでなく、ハス池の内部まで板の上を歩いて行けるようになっています。

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ハス池は昆虫の宝庫。ハナムグリ、ミツバチやクマバチ、シオカラトンボやイトトンボ、…いろいろな昆虫に出会えます。
でも、もうそろそろ、ハスの季節も終わりです。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-23 21:00 | 昆虫類 | Comments(0)

ひらひらチョウトンボ

しばらく休養をいただきましたが、きょうから再開です。
毎日アップを目指しますので、おつきあい、よろしくお願いいたします。

豊岡市野上(のじょう)にコウノトリ保護増殖センターがあります。
一般公開はされていないので、訪れる人も少ないのですが、その近くにあるハス池でチョウトンボが見られます。
前翅はトンボのようで、後翅の幅が広くチョウのようです。

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チョウの飛び方はひらひらと次の瞬間にどこにいるのか予測がつかないので、鳥などから身を守ることができるし、
トンボは素早く方向転換も空中停止も自在という高度な飛行能力をもつのですが、
このチョウトンボは両方のいいところを兼ね備えているみたいです。

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とにかく動きが速いし、次の瞬間どこに行くのか予測ができません。ずいぶん高い樹上まで飛んで行ったりもします。
ちょっと離れたところでしたが、やっと止まってくれた瞬間を逃さずに撮影。
でも、太陽が雲に隠れてしまって、美しい金属光沢をとらえることはできませんでした。
近いうちにリベンジしたい被写体です。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-17 08:29 | 昆虫類 | Comments(0)

我が家のサザンカの葉っぱの中から、何やらゴソゴソと登場してきました。

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ゴマダラカミキリ。最もよく見かけるカミキリです。
カミキリは漢字で「天牛」と書きます。触角を牛の角に見立てたのでしょうが、角にしては長すぎます。
顔面は牛というより仮面ライダーです。こんな仮面ライダー、いましたよね。

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一方、こちらは真っ白なアジサイの花の上で見つけたカミキリ。
ハナカミキリの仲間だと思って、いろいろ調べてみるのですが、よくわかりません。
カミキリムシの仲間は種類が多くて、同定が難しいです。


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by syunkatei-tanba | 2017-07-04 21:13 | 昆虫類 | Comments(0)