ナンテンの受難

ナンテンの花が咲きました。もともとは中国原産だそうですが、日本で自生しています。
「難を転ずる」ということで縁起がいいので、庭にもよく植えられています。

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ナンテンの花は小さくて可愛らしいです。徳利のような形の雌しべのまわりに6本の雄しべ、6枚の花びらがあります。
この小さな花に大きなクマバチがやってきました。脚に花粉をいっぱいつけています。

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クマバチがやってくると、その勢いで花びらや雄しべが散ってしまいます。

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クマバチはナンテンが大好きみたいです。けれど、クマバチに抱きつかれたナンテンがちょっと気の毒です。
受粉の役には立っているのでしょうが、ナンテンの花にはクマバチは大き過ぎます。受難のナンテンです。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-26 21:55 | 植物 | Comments(0)

毒を矯める

ドクダミの「ダミ」って、ダミ声(濁声)のダミだと思ってました。
「毒」で「ダミ」ですから、かなりマイナスイメージです。私の勝手な思い込みですが。

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でも、違うんですね。「矯(た)める」(=形を整える。悪いところを直す)からきているのだそうです。
毒を矯める、つまり、細菌やウイルスを抑制する有効成分がいっぱい含まれていて、薬になるよ!っていうことなんだそうです。
名前の由来を知るとちょっとイメージが変わるから面白いです。

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でも、ドクダミは畑や庭に生えるとやっかいです。引き抜こうとしても切れて地下茎が残ってしまいます。
地下茎が残っていると、そこからまた生えてきます。生命力が旺盛です。
ツルハシを使って深く掘って根っこから完全に取り除かないとなかなか退治できません。

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ドクダミの4枚の白い花びらのようなものは総苞片で、いわば、花びらのイミテーション。その上にたくさんの花が集まっています。
1つひとつの花には花びらもがくもなく、雄しべと雌しべがあるだけ。黄色いのが雄しべの葯です。
たくさんの小さな花が集まって、1つの花のような姿をつくり出しています。

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薄暗い林床で見ると、真っ白なイミテーション花びらが魅力的です。
たくさんのドクダミがまとまって咲いていると、綺麗だなぁとも思います。
でも私には、やっぱり、畑や庭のドクダミから来るマイナスイメージがなかなかぬぐえません。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-25 21:00 | 植物 | Comments(0)

花を撮っていると、チョウにもよく出会います。
きょうは、よく見かけるチョウの写真です。珍しいものではありません。どこにでもいるチョウたちです。

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ブタナとモンキチョウ。
モンキチョウの幼虫の食草はシロツメクサなどのマメ科植物です。
道端でも畑でも牧草地でもマメ科植物はいっぱいあります。食草がどこにでもあるから、モンキチョウはどこにでもいます。

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ノアザミとキアゲハ。
キアゲハの幼虫の食草はセリ科の植物です。これもあちこちにありますから、キアゲハの分布域が広いんです。
畑やプランターにもあります。ニンジン、ミツバ、パセリなどもセリ科です。

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ブタナとモンシロチョウ。
モンシロチョウの幼虫の食草はアブラナ科。アブラナ、キャベツ、ブロッコリーなど、野菜にはアブラナ科の植物がたくさん。
日本には、奈良時代にダイコンの栽培とともに入ってきたそうです。

モンキチョウも、キアゲハも、モンシロチョウも、ヒトが農地を拡大し、農作物を栽培することで分布の範囲を広げてきたのです。
ヒトとともに生きてきたチョウたち。身近なわけです。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-24 21:21 | 昆虫類 | Comments(0)

日陰が好きなサボテン

孔雀仙人掌と書きます。クジャクサボテンです。漢字で書くと読みにくいです。
仲間に月下美人があります。こちらはゲッカビジンとカタカナで書くより漢字のほうがわかりやすいようです。

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サボテンだから砂漠の植物だろうと思ってたら、違うんですね。
熱帯多雨林(ジャングル)の大きな樹木にくっついている着生植物なんだそうです。
名前だけ聞くと直射日光の当たるところに鉢を出してやりたくなりますが、日陰のほうがいいみたいです。

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あすには咲くのかなぁと思うつぼみがたくさん。
月下美人は夕方に咲き、翌朝にはしぼんでしまいますが、クジャクサボテンは夕方から翌日の午後もずっと咲いていました。

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クジャクサボテンの花をズームアップ。
タコの足のような雌しべも面白いのですが、花の奥からスーッと伸びてくるたくさんの雄しべの葯にピントを合わせてみました。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-23 21:00 | 植物 | Comments(0)

通勤の帰路、いつもの通勤コースからちょっと外れた脇道に入ってみると、面白い発見があります。
周りに人家のない石垣がトケイソウで覆われているところを見つけました。
以前、誰かが植えたのでしょうが、特に手入れをしているとは思えない場所にトケイソウがいっぱい。

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熱帯原産の植物が寒い冬にも耐えて殖えているのですから、かなり繁殖力の強い植物です。

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江戸時代の初期に日本に入ってきたそうです。
Wikipediaによると、「和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見えることに由来する」とあります。
でも、それっておかしくないかなぁ。江戸時代の和時計は、短針も秒針もなかったはず。
日の出の時刻(明け六つ)と日の入りの時刻(暮れ六つ)を基準に、昼と夜をそれぞれ6等分してたから、和時計の針は1本です。

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花びら5枚、がく5枚。同じような色をしているので、花びらが10枚に見えますが、10という数も時計とは無関係です。
花びらと雄しべの間にある濃い紫色と白色と青色の花副冠が時計の文字盤のように見えることからの命名だと、私は思うのですが…。

そういえば、きのうが夏至。これからだんだん日が短くなっていきます。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-22 21:30 | 植物 | Comments(0)

小判ザックザック

5月には緑色だったコバンソウが褐色になってきました。

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黄金色というのはもう少し黄色っぽいのでしょうか。
でも、緑色よりこの色の方がコバンソウという名にふさわしいと思い、この色になるのを待って撮りました。
垂れ下がっている1つの小穂は16個前後の小さな花の集まりです。

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アップすると、短い毛がたくさん生えています。この毛が独特の光沢をつくり出すようです。
いま、道端にはコバンソウがいっぱい。小判ザックザックです。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-21 21:00 | 植物 | Comments(2)

野外コウノトリ100羽に

コウノトリが再び日本の空を舞うことを夢見て、人工飼育のコウノトリの放鳥が行われてから12年。
ついに昨日、野外で生息するコウノトリが100羽になりました。
記念すべき100羽目のコウノトリは、豊岡市百合地(ゆるじ)の人工巣塔から田んぼに舞い降りた、この幼鳥。

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きょう、その人工巣塔に行ってみました。100羽目のコウノトリは巣に戻っていました。巣には2羽のひながいます。
ひなといっても、もう親鳥と区別がつかないくらい大きくなっています。
1羽がときどき飛び上がり、飛ぶ練習をしていましたが、私が見ている間は巣から離れることはありませんでした。
巣塔から飛び出し、田んぼへ着地したというものの、まだまだ完全な巣立ちというわけにはいきません。

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親鳥が交替でひなに餌を運んできて吐き出し与えます。巣材となる枯草も運んできます。

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そして、親鳥はすぐに巣から飛び出していきます。親鳥が餌を得るのは、おもに巣のまわりの田んぼです。

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食欲旺盛なひなたちの胃を満足させるだけの生き物がこの田んぼに生息しています。
この地域の住民の皆さんの不断の努力によって。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-20 22:04 | 鳥類 | Comments(0)

木へんに秋と書いて

漢字クイズです。
木へんに冬と書いて「柊(ヒイラギ)」、木へんに春は「椿(ツバキ)」、木へんに夏は「榎(エノキ)」です。
では、木へんに秋と書くと?
ヒント:この樹木です。

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正解は、キササゲです。といっても、ご存知ない方が多いと思います。私も知りませんでした。
「楸」という漢字があるんですね。そのことも知りませんでした。
辞書で調べると、楸はヒサギとも読むんですね。ヒサギはキササゲの古名だそうです。

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篠山市東岡屋にあるキササゲは、樹高が20m近くある大木で、篠山市の名木になっています。ほとんど知られていませんが…。
ちょうどいまが花の盛り。この木は、白い花を咲かせていますので、北米原産のアメリカキササゲでしょう。
かなり以前に植栽されたと思われますが、周辺に同じ樹木はなく、ポツンと、でもかなり自己主張しながら立っています。

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キササゲの花の香りに誘われた甲虫の仲間がやってきて、釣り鐘のような形をした花の中でゴソゴソと動いておりました。
秋には、ササゲ(大角豆)のような細長い果実が垂れ下がるそうです。
秋にもう一度、今度はその果実を撮りに訪れようと思います。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-19 21:38 | 植物 | Comments(0)

コウノトリ育む農法

田植えから1か月半くらいが過ぎて、イネがずいぶん成長しました。

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アオサギがオタマジャクシを捕まえました。
円山川下流域では「コウノトリ育む農法」として、冬に田んぼに水を張るなど、生き物が生息しやすい水田づくりが進められています。
オタマジャクシやヤゴが成長する7月上旬まで、田んぼに水を張り、中干しをせず、無農薬栽培をしています。
安全なお米をつくるということは、水田に棲む生物だけでなく、人間にとってもいいはずです。

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こちらはダイサギ。冬鳥と言われますが、この季節でもときどき見かけます。
冬には黄色だったくちばしが黒くなり、目のまわりが黄色だったのが緑色になっています。背中の飾り羽が綺麗なのが夏羽の特徴です。

この地域には、コウノトリだけでなく、いろいろな白サギも数多く生活しています。
田んぼに彼らがいることは、そこに餌となる生き物がいることの表れであり、安全なお米づくりの証明でもあります。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-18 21:38 | 鳥類 | Comments(0)

続々・雨を待つ

丹波市からの帰り道、青垣町あたりで綺麗な夕景に出会いました。

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金色に輝く部分から、赤色、オレンジ色、紫色…

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“夕焼けに鎌を研げ”といいます。あしたも晴れるという知らせでしょうか。
雨を待ってますが、なかなか降ってくれません。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-17 21:42 | 風景 | Comments(2)