もう2学期が始まっている学校もたくさんありますが、この花が咲くと、夏休みが終わります。

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ニラの花です。畑ではなくて、道端にかたまって生えています。野生ニラです。
もともと野生だったものを作物として栽培するようになったのですが、
このニラは、本来の野生のニラなのか、畑から逃げ出して野生化したニラなのかはわかりません。

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茎を折って匂いをかぐと、ニラ特有の匂いがします。畑のものと何ら変わりません。
葉っぱを摘んでくれば食べられるはずですが、たくさんの犬の散歩コースなので遠慮しておきます。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-31 19:22 | 植物 | Comments(2)

ハス池のトンボたち

ハス池で見かけたトンボたちを紹介します。

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まずは、キイトトンボの雄。体長4cmくらいのトンボで、腹部は綺麗なレモンイエローです。
眼は胸と同じ黄緑色で、キョロキョロと雌を探しているみたいです。

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こちらはセスジイトトンボのカップル。ハート型になってます。雄は青色、雌は緑色です。
雄の精巣は尾部にあるのですが、交尾(交接)の前に腹部の前方にある副性器に移します。
雄が尾の先端で雌の首根っこをつかまえると、雌は尾部の交接器を雄の副性器にくっつけて、精子を受け取ります。
そのとき、このハート型になります。

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こちらはギンヤンマのカップル。胸部の後ろが雄は水色、雌は黄緑色です。こちらは、すでに交尾を終えています。
交尾を終えても、雄は雌の首根っこをつかまえたままです。雌は産卵管を植物に突き刺して、産卵しています。
なぜ、雄は雌の首根っこをつかまえたままなのかというと、放すと雌が浮気してしまうからです。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-30 19:24 | 昆虫類 | Comments(2)

「皿屋敷」のお菊虫

きのうの姫路市の花「サギソウ」に続いて、きょうは姫路市の蝶「ジャコウアゲハ」です。
ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサを食草としますが、これにはアリストロキア酸という毒性物質が含まれています。
ジャコウアゲハは、なぜかこれを上手く処理し、体内に蓄積したまま成虫になります。
もし、鳥などがジャコウアゲハを食べると、食中毒を起こし、吐いてしまいます。
一度食べた鳥は学習し、二度とジャコウアゲハやこれに似たチョウを食べなくなります。

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三代目桂春団治師匠の「皿屋敷」の中で、こんなセリフがあります。
●「お前ら、あの『お菊虫』という虫を知ってるか?」
■「へぇへぇ、確かあの、前でこぉ髪の毛がパラッと、手ぇがこぉ後ろへくくられたよぉになってる」
●「そぉや。あれがお前、お菊の亡霊や」

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その「お菊虫」が、↑これです。ジャコウアゲハのさなぎです。↓別の角度からもどうぞ。お菊さんの亡霊に見えますか?

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「お芝居では『番町皿屋敷』ですが、ほんとは『播州皿屋敷』、姫路の噺です」…と、上方落語では紹介します。
そんなわけで、ジャコウアゲハが姫路の市蝶に指定されています。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-29 20:00 | 昆虫類 | Comments(0)

姫路市の花、サギソウ

サギソウは、一度見て、その名前を聞いたら忘れられない、素晴らしいネーミングだと思います。

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姫路城は白鷺城とも呼ばれることから、サギソウは姫路市の花に指定されています。
姫路市立手柄山温室植物園では、サギソウが夏だけでなく、年中見られるように工夫されています。
多くの人にサギソウに親しんでもらおうと、サギソウの球根の販売や、イベントではプレゼントも行われています。

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かつて、姫路市内にもたくさんサギソウの自生地があったようです。
放置していては自生地がなくなってしまうということで、人工自生地として自生地にサギソウを植え込むことも行われました。
が、現実は…かなり危機的な状況のようです。全国的にも準絶滅危惧種に指定されています。

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サギソウは弱い植物かというとそうではなくて、繁殖力も旺盛で園芸種としては比較的育てやすい植物だそうです。
サギソウが絶滅に瀕している主な原因は、鑑賞目的の乱獲と、サギソウが好む日当たりのよい平地や山麓の湿地の減少です。
サギソウを身近なものにし、たくさんの人が自宅でサギソウを栽培することはいいことかもしれません。
でも、大切なことは、サギソウを守ることではなくて、サギソウが生育する環境をまるごと守ることだということを忘れてはならないと思います。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-28 19:31 | 植物 | Comments(0)

水田のしぶとい雑草

湿地のオモダカです。矢じりのような独特の形をした葉っぱが特徴です。湿地や水田のしぶとい雑草です。

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雄花と雌花があって、↑こちらが雌花で、↓こちらが雄花です。

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ネットで調べると、「オモダカの育て方」なんてページがあったりしてびっくりします。
オモダカは走出枝でも種子でも殖えますし、その繁殖力は旺盛です。いったん殖えると取り除くのが大変です。
オモダカの栽培変種のクワイは別として、オモダカを育てている人がいるのでしょうか。おそらく研究者だけでしょうね。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-27 19:12 | 植物 | Comments(0)

ツバメたちは、昼間は自分の巣の周辺で餌をとっているようですが、夜は河川敷のヨシ原に集まって眠ります。
豊岡市の玄武洞の前のヨシ原は、関西でも有数の大規模なツバメの集団ねぐらとして有名です。
8月中旬、久しぶりにこの集団ねぐらを見に行きました。ところが、日没時刻になっても、1羽もツバメが現れません。
ツバメの数が減少しているかもしれないということは聞いていましたが、まったくやって来ないのはへんです。
詳しい方に聞いてみると、「今年はねぐらが移動している」とのことです。なぜか、引っ越したようです。
移動先は、以前のねぐらから4kmほど上流の豊岡市立野町の立野大橋の近くのヨシ原だそうです。
さっそく、行ってみました。

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日没の18時半ごろ、ツバメたちがやってきました。
写真を拡大して見てください。空にも川面にも小さな黒い点々が見えます。これがすべてツバメです。
以前に玄武洞前で見たような「空が黒くなるほどの大群」というほどではありませんが、多くのツバメが集まって来ます。
上空からやってくるものもいますが、川面すれすれに飛んでくるものが多いようです。

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南側から川面を下ってくるものもいますし、北側から川面をさかのぼってくるものもいます。
どこから集まってくるのかわかりませんが、かなり広範囲から集まることは間違いないでしょう。

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親鳥は幼鳥よりも早く旅立つそうで、早いものはすでに南方に渡ったものがあるようです。
幼鳥たちはインドシナ半島あたりまで飛ぶだけの力をつけてから、旅立つのでしょう。

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頑張れ! ツバメたち。

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by syunkatei-tanba | 2017-08-26 18:58 | 鳥類 | Comments(0)

大空を翔るコウノトリ

今年8月中旬に、コウノトリの1羽が秋田県仙北市に飛来したことが確認されました。
これで、放鳥されたコウノトリが日本の全都道府県に飛来したことになります。嬉しいことです。

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豊岡市内でも、コウノトリが空を飛んでいるのを見ると、おっ!と思います。
まだまだ、それが当たり前の風景と言えるところまではいきません。

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コウノトリがもっともっと身近な鳥になって、大空を悠々と舞う姿が当たり前になる日が来ることを願います。

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by syunkatei-tanba | 2017-08-25 21:10 | 鳥類 | Comments(0)

かまぼこ、かば焼き

「かまぼこ」は最初は竹輪の形をしていたそうです。
これがガマの穂に似ているから、「がまのほ」から「かまぼこ」。
あるいは、ガマの穂は鉾のような形をしていますので、「がまのほこ」から「かまぼこ」と呼ばれるようになったとか。
いまなら、ケチャップ、カラシなしのフランクフルトですかね。

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昔、ウナギは開かずに串に刺して丸焼きにしてたんだそうです。
これがガマの穂に似ているから、「がま焼き」。これが転じて「かば焼き」と呼ばれるようになったとか。
まぁ、どっちにしても、ガマの穂は魚を焼いたような色をしているってことですかね。

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この竹輪のような部分は、ガマの雌花の集まりです。その上の細い部分は雄花の集まり。
雄花の部分は黄色い葯がいっぱいついていたのですが、もうその時期を過ぎたみたいです。
いずれも、花びらのようなものはいっさいありません。
ガマの穂に隠れ、暑い日射しを避けながら獲物を待つカマキリがいました。

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ガマの向こうにいるのはコウノトリです。
ガマの根元は、水中の生き物の棲みかになっているようで、コウノトリにとってはいい餌場になっています。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-24 22:03 | 植物 | Comments(0)

ひいらいたひいらいた

♪ひいらいたひいらいた れんげのはーながひいらいた…
の「れんげ」は、レンゲソウのことではなくて、蓮華、つまりハスの花のこと。
恥ずかしながら、つい最近まで知りませんでした。春のレンゲソウのことだと勝手に思い込んでおりました。
でも、♪れんげのはーな はヘンですよね。ハスの花の花ってことになってしまいます。…ちょっと負け惜しみ的。

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兵庫県香美町村岡区の笠波(かさなみ)峠のてっぺんに「←ハス園500m」の看板があります。
看板の指示通り、対向車が来たらどうしようかと思うような細い道を入っていくと、「笠波蓮華園」があります。
おぉ、蓮華(れんげ)だ!…なんて、妙なところに感動しながらハス池へ。

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個人で約2000株の蓮華園を管理し、無料で一般に開放されています。
ハス池の周囲から見るだけでなく、ハス池の内部まで板の上を歩いて行けるようになっています。

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ハス池は昆虫の宝庫。ハナムグリ、ミツバチやクマバチ、シオカラトンボやイトトンボ、…いろいろな昆虫に出会えます。
でも、もうそろそろ、ハスの季節も終わりです。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-23 21:00 | 昆虫類 | Comments(0)

ツユクサの作戦

ありふれた植物ですが、じっくり見るとツユクサはとっても不思議な面白い植物です。
まず花びらが面白い。ミッキーマウスの耳のように見える青色の2枚の花びらの他に、下側に白色の花びらがあります。
なぜ、1枚だけ白色なのでしょう。

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雄しべも面白いです。6本あるのですが、上側の短い3本の雄しべは黄色で、小さな花びらのようにも見えます。
実は、この雄しべには葯がなくて花粉をつくりません。つまり、この3本は飾りの雄しべなんです。
ツユクサは蜜を出さないので、この黄色い雄しべでハチたちを誘引しているようです。
とすると、花びらの青色は、この黄色の雄しべを目立たせるための青色のように思えてきます。
そして、白色の花びらは他の雄しべを目立たなくするための白色ではないかと思います。

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下側の2本の雄しべが花粉をたくさんつくります。この2本の雄しべの間にほぼ同じ長さの雌しべが1本あります。
真ん中の1本の雄しべも花粉をつくりますが、その量はわずかです。次の写真で、それがわかります。

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ハチたちは、黄色の雄しべに誘引されてツユクサの花に近づき、下側の長い雄しべを足場にするのでしょう。
すると、花粉がからだに付着する、あるいは他花の花粉が雌しべに付着するということになります。
このとき、真ん中の雄しべの花粉はハチたちへのプレゼントになるのではないかと想像します。
3種類の雄しべのはたらきで確実に子孫を残す…ツユクサの巧みな作戦が見えてきます。


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by syunkatei-tanba | 2017-08-22 21:00 | 植物 | Comments(0)