頑張れ、赤!

プロ野球セ・リーグはクライマックス・シリーズの第3戦が行われています。僕は長年の広島カープファンです。
植物も昆虫も、ついつい「赤」を応援してしまいます。
…というわけで、きょうはアカタテハ。

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早春から晩秋まで見られますが、秋のほうがよく見かけるようです。
花にはもちろん、熟した果実や動物の糞にもとまって口吻を伸ばします。

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子どもの頃、熟して落ちたカキの果実にとまったアカタテハを捕ろうとして、捕虫網を汚したのを思い出します。
ウシの糞の上にとまったアカタテハは、さすがに捕る気になりませんでした。

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きょうは、庭のヒメツルソバの花にやってきました。
かなり接近しても逃げません。とっても美味しい蜜なのでしょう。思いっきりアップで撮らせてもらいました。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-20 21:00 | 昆虫類 | Comments(0)

噴火口で山火口

神鍋山の噴火口の近くで、ヤマボクチを見つけました。

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漢字で書くと「山火口」ですが、「噴火口」とは無関係です。
「火口」は「ほくち」。つまり、火打ち石で発火させた火を移しとるもの。
マッチやライターがない時代、火口はとっても重要なアイテムでした。
ガマの穂の綿毛、ホクチタケといわれるキノコなどが使われたそうですが、ヤマボクチの葉っぱの裏の白い綿毛も利用されたようです。

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それにしても、面白い花です。盛りの時期を過ぎたアザミのような感じです。
色も暗い紫色で、これが盛りとは思えない地味な花です。

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しかし、おそらく昆虫にはアピールするのでしょう。トラマルハナバチが次々にやってきて蜜を吸っていました。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-19 21:00 | 植物 | Comments(0)

ぎんなんてこんなん

落語「ちりとてちん」で、愛想のいい喜ぃさんは茶碗蒸しを頂戴しながら…
「…あらッ旦さん、また上に妙なもん飛び出しましたで。これ何でございます? この黄色い丸こい小さいもん。
 え? ぎんなん? あらッ、いや、わたし、ぎんなんてどんなん思たらこんなん!」

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ぎんなんをご存知ない喜ぃさんのために…、これがぎんなんです。
イチョウは雌雄異株で、雄株と雌株があり、雌株にできる種子がぎんなんです。

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イチョウは裸子植物ですから子房がありません。子房が果実になるのですから、ぎんなんは果実でなくて種子です。
果肉のようにみえる部分は、種皮の多肉組織といいます。この部分も含めて種子なんです。

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その多肉組織が熟すと、強い臭いを発します。それは種子を動物に食べられないようにするためと考えられています。
カラスもネズミも、この臭いを嫌がって食べないそうです。
私は食べますよ。多肉組織さえ取り除けば、臭くはありません。とっても美味しいです。
イチョウの葉っぱが少し黄色くなってきました。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-18 21:00 | 植物 | Comments(0)

神鍋山噴火口の秋

スキー場で知られる神鍋山は、近畿地方では最も新しい火山です。

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約2万年前に噴火したと考えられており、噴火口のすり鉢状の形がはっきりくっきり残っています。
噴火口の深さは約40m。下まで降りることもできます。噴火口の周囲は約750m。簡単にぐるっと1周できます。

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この時期、噴火口内部は一面、ススキに覆われていて、秋の景色です。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-17 20:00 | 風景 | Comments(0)

丹波の黒枝豆

丹波の黒豆は昔から有名ですが、その黒くなる前に収穫して、枝豆にします。
大きくて、糖度が高くて、味に深みがあります。

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これに慣れると、飲み屋で出される安っぽい枝豆は食べられません。
旬は、いま。10月中旬だけです。

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これから茹でて、いただきます。

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by syunkatei-tanba | 2017-10-16 21:24 | 植物 | Comments(0)

鳥を誘惑する赤い果実

きのうのマムシグサに続いて、きょうも赤い果実です。ナナカマドの果実が赤くなりました。
もう少しすると、葉っぱも紅葉してきますが、まだ葉っぱは緑色の部分が多いようです。

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赤色は鳥にアピールする色です。多くの昆虫たちには目立たず、鳥には目立つ色、それが赤色です。
鳥たちの中には、夏には昆虫を餌にしているものがたくさんいますが、
涼しくなってくると、飛び交う昆虫たちの数が減ってきます。
そこで、秋になると、植物たちが果実を赤くして、「鳥さん、いらっしゃい!」と誘うのです。

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ナナカマドの果実は、鳥に食べられても、種子は消化されずに糞と一緒に排出されます。
しかも、鳥の消化管を通過した方が通過しないものより発芽率が高いというデータがあります。
鳥の消化管の中で種皮が傷つけられ、それが発芽を刺激するのかもしれません。

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鳥はナナカマドの繁殖を助けるつもりなど、さらさらないと思いますが、結果的に助けることになっています。
ナナカマドのほうが鳥を巧く利用しているということなんでしょう。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-15 20:00 | 植物 | Comments(0)

薄暗い林床で、マムシグサの果実がスポットライトを浴びたように、木洩れ日を受けていました。
マムシグサはからだ全体に毒があるので、シカも食べません。林床にポツン、ポツンと生えています。
直径7mmくらいの真っ赤な果実がひときわ目を引きますが、これを食べてはいけません。
Wikipediaによると「誤って食すと口中からのどまでに激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどとなる」とあります。
「激しい下痢や嘔吐、心臓麻痺といった症状が現れ、重篤な場合死亡する」そうです。

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しかし、果実がこんなに目立つ赤色をしているのは、これを動物に食べてもらい、種子を散布してもらうためのはず。
この大きさだと、おそらく鳥がこの果実を食べるのだと思われます。
でも、なぜ、有毒な果実を食べられるのでしょう?
そもそも、食べてもらおうというのに、なぜ有毒なのでしょう?

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ここからは推測です。
有毒なのは未熟なときで、もう食べてもいいよ!という段階になると、毒性が消えるというのはどうでしょうか。
そして、ヒトやシカには区別できないけれど、ある種の鳥には毒性が消えたことがわかるのです。
たとえば、紫外線部分の色の違いとか、微妙な匂いとか。
種子を残して散布してくれるような鳥だけに果肉を食べさせる、巧いしくみがあるのではないでしょうか。
マムシグサとその果実を食べる鳥の間に、僕らにはわからないコミュニケーションが成立しているのかも知れません。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-14 21:00 | 植物 | Comments(0)

野菊の仲間は悩ましい

林道で白い野菊を見つけました。
野菊の仲間には、よく似たものがたくさんあって、なかなか同定が難しいです。
ノコンギク、シロヨメナ、ケシロヨメナか、はたまたタマバシロヨメナか…

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ノコンギクは花が薄い紫色のものが多いのですが、白いものもあるので、花の色では区別しにくいのです。
ケシロヨメナはシロヨメナより毛深いので、ケがつくのですが、どの程度なら多いのか、少ないのか、その境目がわかりません。
葉っぱが細い・広いとか、花弁が長い・短いも同じです。個体ごとの変異もありますから、ますますわからなくなります。

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いろいろ考慮して、「たぶん、ケシロヨメナだろうなぁ」くらいのところで、思考停止に陥りました。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-13 21:30 | 植物 | Comments(0)

雨中のコウノトリ

きのうまで真夏を思わせるような暑さでしたが、やっと秋の気温になりました。
きょうは朝から雨。少しくらい濡れていい程度の心地よい小雨でした。

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通勤の車から、収穫が終わった田んぼの中にコウノトリを発見! 小雨の中、採餌中です。
路肩に車を止めて、しばらく眺めておりましたが、何を食べているのかはわかりませんでした。

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しばらく進むと、今度は川の中にコウノトリを発見!
こちらは、小雨の中、1本足で立ってじっとしておりました。

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そして、100mほど離れたところに、もう1羽のコウノトリを発見!
きょうは、3羽のコウノトリを見ることができました。

僕が写真を撮っている間に、たくさんの車がコウノトリに注目することなく、通り過ぎていきます。
コウノトリのほうも、車にも僕のカメラにも注意をはらうことなく、採餌したり、休憩したり…。
お互いに知らん顔。…それでいい。それがいいのだと思います。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-12 20:00 | 鳥類 | Comments(0)

二次遷移のパイオニア

林道の道沿いにヤクシソウを見つけました。

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オニタビラコの花に似ていますが、終わった花がみんなおじぎをしているので、すぐに区別できます。
葉っぱの形も特徴的で、葉っぱの基部が茎を抱くように張り出しています。

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ハキリバチの仲間でしょうか。花粉まみれになりながら、盛んに蜜を吸っていました。

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このブログを読んでくれている高校生もいるので、入試に役立つ「遷移」のお話をしておきましょう。
きのう紹介したブナは、遷移の最終段階(クライマックス)の極相種の代表です。ゆっくり成長して、大きな果実をつくります。
これに対してヤクシソウは、遷移のはじめに現れる先駆種の代表です。素早く成長して、たくさんの小さな果実を風で飛ばします。
森を切り拓いて林道をつけると、最初に登場するのが、このヤクシソウ。つまり、二次遷移のパイオニアです。
あ、ブナは問われますが、ヤクシソウを問われることは、まずありません。
大切なことは、極相種と先駆種の生き方、子孫の殖やし方の違いです。


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by syunkatei-tanba | 2017-10-11 21:00 | 植物 | Comments(0)