雪どけ水とバイカモ

新温泉町浜坂の田君川のバイカモに会いに行ってきました。
バイカモと聞いてカモの一種だと思って川面に鳥を探したという笑い話もありますが、
梅花藻と書いてバイカモ。水面上にウメの花に似たかわいい花を咲かせる水生植物です。

d0361112_21075060.jpg

バイカモは、水温が一年を通じて15℃前後の湧水があるような清流にしか生育しません。
そういう場所はたいてい標高の高い所ですが、すぐ近くに海があるという田君川がその条件を保っていることが貴重です。
きょうは30℃を超える真夏日でしたが、田君川の水は心地よい冷たさを保っていました。
豊富な雪どけ水と湧水がバイカモに最適な生育環境をつくりだしているのです。

d0361112_21074392.jpg

バイカモにもいろいろ種類があります。田君川のバイカモはヒメバイカモ。
全国に8か所の生育場所が確認されているそうですが、それらが点在しているのが不思議です。

d0361112_21073624.jpg

レッドデータブックでは絶滅危惧種ⅠA類。つまり、ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い種ということになっています。
今年の田君川のヒメバイカモは、大水で流され、例年に比べてかなり数が減っています。
原因は今冬の大雪です。バイカモを育てるはずの雪どけ水が多過ぎて、バイカモを根こそぎ海へ流してしまったのです。

d0361112_21072760.jpg

しかし、以前、絶滅の危機に瀕したときとは状況が違います。
地元の住民の皆さんや浜坂高校生の皆さんが雑草を取り除き、川を整備してバイカモの繁殖を進めてきました。
その取り組みを継続していけば、来年にはまた数を増やしてくれるのではないかと期待しています。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
# by syunkatei-tanba | 2017-05-20 22:04 | 植物 | Comments(0)

利己主義ではありません

昨日に続いて、我が家の庭木の写真です。いま満開のエゴノキ。

d0361112_18525240.jpg

花が白いのが一般的ですが、我が家のエゴノキはピンクの品種です。
長い花柄が下に垂れて、見上げると花がみんなこちらを向いています。

d0361112_18530459.jpg

クマバチやミツバチが朝から夕方まで花を訪れ、蜜を吸い、花粉を運んでいきます。

d0361112_18531646.jpg

実がなる秋には、ヤマガラが来てくれます。
果実を食べるとえぐいからエゴノキだそうですが、昆虫や鳥たちの生活を支えています。
けっしてエゴな木ではありません。101.png


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
# by syunkatei-tanba | 2017-05-19 19:17 | 植物 | Comments(0)