史前帰化植物のロマン


シャガは群落をつくる植物ですが、こんなシャガの大群落を僕は他に知りません。
養父市八鹿町八木の国道9号線から今滝寺方面へ車1台が通れる細い道を約1.2kmくらい入っていくと、
道の両側の山の斜面にシャガの大群落が現れます。
全体を1枚の写真でとらえられないのが残念です。

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シャガの学名は、Iris japonica。つまり、「日本のアヤメ」ということなんですが、
かなり古い時代に中国から入ってきたものと考えられています。
お寺の近くに多いので、日本で広がったのは仏教と関係があるのかもしれません。
しかし、仏教の伝来よりももっと古い時代に日本に入ってきた「史前帰化植物」です。

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ところが、日本のシャガはすべて三倍体で、種子ができません。だから、すべてクローンです。
つまり、中国から種子を持ち込んだのではなく、誰かが中国からシャガの生きた株を、生きたまま持ち込んだのです。
大昔に、いったいどうやって運んだのでしょうか? 太古のロマンです。

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それにしても、今滝寺の下のシャガの大群落は素晴らしい景観です。
すごい観光資源だと僕は思うんですがねぇ。

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by syunkatei-tanba | 2017-05-02 20:03 | 植物 | Comments(0)