ナンテンの受難

ナンテンの花が咲きました。もともとは中国原産だそうですが、日本で自生しています。
「難を転ずる」ということで縁起がいいので、庭にもよく植えられています。

d0361112_21112443.jpg

ナンテンの花は小さくて可愛らしいです。徳利のような形の雌しべのまわりに6本の雄しべ、6枚の花びらがあります。
この小さな花に大きなクマバチがやってきました。脚に花粉をいっぱいつけています。

d0361112_21113713.jpg

クマバチがやってくると、その勢いで花びらや雄しべが散ってしまいます。

d0361112_21115037.jpg

クマバチはナンテンが大好きみたいです。けれど、クマバチに抱きつかれたナンテンがちょっと気の毒です。
受粉の役には立っているのでしょうが、ナンテンの花にはクマバチは大き過ぎます。受難のナンテンです。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-26 21:55 | 植物 | Comments(0)

毒を矯める

ドクダミの「ダミ」って、ダミ声(濁声)のダミだと思ってました。
「毒」で「ダミ」ですから、かなりマイナスイメージです。私の勝手な思い込みですが。

d0361112_19521677.jpg

でも、違うんですね。「矯(た)める」(=形を整える。悪いところを直す)からきているのだそうです。
毒を矯める、つまり、細菌やウイルスを抑制する有効成分がいっぱい含まれていて、薬になるよ!っていうことなんだそうです。
名前の由来を知るとちょっとイメージが変わるから面白いです。

d0361112_19524706.jpg

でも、ドクダミは畑や庭に生えるとやっかいです。引き抜こうとしても切れて地下茎が残ってしまいます。
地下茎が残っていると、そこからまた生えてきます。生命力が旺盛です。
ツルハシを使って深く掘って根っこから完全に取り除かないとなかなか退治できません。

d0361112_19514696.jpg

ドクダミの4枚の白い花びらのようなものは総苞片で、いわば、花びらのイミテーション。その上にたくさんの花が集まっています。
1つひとつの花には花びらもがくもなく、雄しべと雌しべがあるだけ。黄色いのが雄しべの葯です。
たくさんの小さな花が集まって、1つの花のような姿をつくり出しています。

d0361112_19511794.jpg

薄暗い林床で見ると、真っ白なイミテーション花びらが魅力的です。
たくさんのドクダミがまとまって咲いていると、綺麗だなぁとも思います。
でも私には、やっぱり、畑や庭のドクダミから来るマイナスイメージがなかなかぬぐえません。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-25 21:00 | 植物 | Comments(0)

日陰が好きなサボテン

孔雀仙人掌と書きます。クジャクサボテンです。漢字で書くと読みにくいです。
仲間に月下美人があります。こちらはゲッカビジンとカタカナで書くより漢字のほうがわかりやすいようです。

d0361112_20073990.jpg

サボテンだから砂漠の植物だろうと思ってたら、違うんですね。
熱帯多雨林(ジャングル)の大きな樹木にくっついている着生植物なんだそうです。
名前だけ聞くと直射日光の当たるところに鉢を出してやりたくなりますが、日陰のほうがいいみたいです。

d0361112_20075357.jpg

あすには咲くのかなぁと思うつぼみがたくさん。
月下美人は夕方に咲き、翌朝にはしぼんでしまいますが、クジャクサボテンは夕方から翌日の午後もずっと咲いていました。

d0361112_20080425.jpg

クジャクサボテンの花をズームアップ。
タコの足のような雌しべも面白いのですが、花の奥からスーッと伸びてくるたくさんの雄しべの葯にピントを合わせてみました。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-23 21:00 | 植物 | Comments(0)

小判ザックザック

5月には緑色だったコバンソウが褐色になってきました。

d0361112_19294530.jpg

黄金色というのはもう少し黄色っぽいのでしょうか。
でも、緑色よりこの色の方がコバンソウという名にふさわしいと思い、この色になるのを待って撮りました。
垂れ下がっている1つの小穂は16個前後の小さな花の集まりです。

d0361112_19295874.jpg

アップすると、短い毛がたくさん生えています。この毛が独特の光沢をつくり出すようです。
いま、道端にはコバンソウがいっぱい。小判ザックザックです。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-21 21:00 | 植物 | Comments(2)

木へんに秋と書いて

漢字クイズです。
木へんに冬と書いて「柊(ヒイラギ)」、木へんに春は「椿(ツバキ)」、木へんに夏は「榎(エノキ)」です。
では、木へんに秋と書くと?
ヒント:この樹木です。

d0361112_21010862.jpg

正解は、キササゲです。といっても、ご存知ない方が多いと思います。私も知りませんでした。
「楸」という漢字があるんですね。そのことも知りませんでした。
辞書で調べると、楸はヒサギとも読むんですね。ヒサギはキササゲの古名だそうです。

d0361112_21003597.jpg

篠山市東岡屋にあるキササゲは、樹高が20m近くある大木で、篠山市の名木になっています。ほとんど知られていませんが…。
ちょうどいまが花の盛り。この木は、白い花を咲かせていますので、北米原産のアメリカキササゲでしょう。
かなり以前に植栽されたと思われますが、周辺に同じ樹木はなく、ポツンと、でもかなり自己主張しながら立っています。

d0361112_21001142.jpg

キササゲの花の香りに誘われた甲虫の仲間がやってきて、釣り鐘のような形をした花の中でゴソゴソと動いておりました。
秋には、ササゲ(大角豆)のような細長い果実が垂れ下がるそうです。
秋にもう一度、今度はその果実を撮りに訪れようと思います。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-19 21:38 | 植物 | Comments(0)

雨を待つ

梅雨入りしたはずですが、雨が降りません。
雨が降ったのは、梅雨入りしたと発表があった日だけだったように思います。夏の水不足が心配です。

d0361112_20482494.jpg

照りつける太陽。ガクアジサイも雨を待っています。

d0361112_20491897.jpg

後方のイネも雨を待ってます。

d0361112_20494649.jpg

ガクアジサイは日本原産。ヨーロッパに渡って品種改良され、セイヨウアジサイとして再び日本に里帰りしました。
でも、ガクアジサイのほうが僕は好きです。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-14 21:02 | 植物 | Comments(0)

タンポポのそっくりさん

在来のタンポポが見られなくなり、代わってタンポポと似た黄色い花が目立つようになりました。

d0361112_20145757.jpg

ブタナです。ヒトがときどき踏みつけるような草むらや、草刈りをしたところにいち早く伸びてきます。
タンポポと同じようにロゼットの葉っぱを地面に広げていますので、草刈りはブタナにとって都合がいいようです。

d0361112_20144873.jpg

タンポポと違って途中で枝分かれする茎を長く伸ばします。昭和の初め頃にヨーロッパから入ってきたそうです。
最初に北海道で見つかったときにタンポポモドキ、翌年、兵庫県で見つかったときにはブタナと名付けられたということです。
フランス語の「ブタのサラダ」の直訳です。ヨーロッパではハーブの扱いなのに、ブタのサラダとは…。美味しくないのかな。
よく見ると可愛い花なんですが、正式の和名はブタナです。

d0361112_20142770.jpg

ヒラタアブの仲間がブタナの花の上で食事中です。

d0361112_20143734.jpg

タンポポモドキという名前のほうがマシだったのにね。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-13 20:37 | 植物 | Comments(0)

したたかな戦略

養父市の名草神社の近くで、ガクアジサイのような花が咲いている大木を見つけました。

d0361112_21502551.jpg

よく見ると、枯れた大木にツルアジサイが巻きついていたのでした。
ツルアジサイは、空中に気根とよばれる根を出し、これで大きな木に取りついて伸びていきます。
弱った大木にツルアジサイが巻きつくのか、ツルアジサイに巻きつかれたから大木が弱ったのか、
よくわかりませんが、おそらくその両方なのでしょう。

d0361112_21510289.jpg

ツルアジサイの花は、薄いクリーム色の小さな花の集まりです。ガクアジサイと同じように、周辺部に装飾花があります。
装飾花は、花びらのように見える4枚のがく片でできています。

d0361112_21511127.jpg

大木に巻きついて上方に葉を広げ、光を得ようとというつる植物。合理的といえば合理的。
でも、これだけ豪華に花をつけられると、したたか過ぎて、何だかずるい生き方のようにも思えてきます。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-12 21:00 | 植物 | Comments(0)

ゆっくり歩こう

散歩コースの道端に咲いているニワゼキショウです。

d0361112_09022792.jpg

とっても小さいので、足早に歩いていたのでは見逃してしまいます。
ゆっくり、のんびり、野の花を見ながら歩くのがいいですね。

d0361112_09032647.jpg

赤紫色の花と白色の花がありますが、花の中心部はともに黄色です。
花の寿命は1日だけで、毎日、新しい花が次々と咲きます。

d0361112_09033605.jpg

丸いのは花が散った後の果実。風に吹かれてかわいらしく揺れます。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-09 21:00 | 植物 | Comments(0)

慎ましやかな雌花

クリの花が咲いています。遠くからでもかなり目立ちます。

d0361112_15561981.jpg

目立つのは雄花です。アップすると…

d0361112_15261997.jpg

こんな感じ。先端に葯をつけた雄しべがたくさん飛び出しています。
一つひとつの花は小さくてもたくさん集まるとかなりアピールできます。昆虫たちもやってきます。

d0361112_15552944.jpg

トラカミキリの仲間を見つけました。アシナガバチに擬態しているんだそうです。
ミツバチも訪花していました。ブナ科の植物の多くは風媒花なんですが、クリは例外のようです。 

d0361112_15263140.jpg

雄花ばかりが目立つのですが、雄花の付け根にひっそりと、慎ましやかに咲いている雌花を見つけました。
この雌しべの小さなふくらみがやがて大きくなって、栗の実の入ったイガになっていくんです。


↓「人気ブログランキング」に参加しています。1日1回ポチッとクリックしてください。
   応援ありがとうございます。大変励みになっています。

人気ブログランキング
横位置の画像はクリックすると、拡大します。

このブログの写真の無断使用をお断りします。


[PR]
by syunkatei-tanba | 2017-06-08 21:00 | 植物 | Comments(0)