ピンからキリ

いま、山で薄い紫色の花が見えると、たいていフジかキリです。
花札では、フジは4月、アヤメが5月で、キリはなんと12月です。
これは、「これっきり」のキリで、単なる最後という意味のシャレなんですね。

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落語会のトリをキリともいい、トリのネタを「切りネタ」といいます。
トリの後にやるのが「大喜利(おおぎり)」なんです。…すみません。キリの花とは無関係な話でした。

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キリの花はどうも撮りにくい花です。
木が高く、その上のほうに花をつけますので、下から見上げるばかりです。

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いつもの散歩コースから少しはずれたところに、キリの花を真横から撮れる場所がありました。
でも、やはり絵になりにくいキリの花です。
「ピンからキリまで」は最初から最後まで、あるいは最高から最低までの意味ですが、なかなか最高!っていう写真が撮れないでいます。


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by syunkatei-tanba | 2017-05-17 19:46 | 植物 | Comments(0)

なんじゃこら?

夏日が続くこの時期に、雪が積もったような真っ白になった樹木。ヒトツバタゴです。

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豊岡市日高町の隆国寺の駐車場の脇、三方小学校の側に植栽されています。
僕が写真を撮っていると、通りかかったおばさん2人から尋ねられました。
「まぁ、なんですか? この木は」
「ヒトツバタゴといいます。別名、ナンジャモンジャノキです」
「えーっ、これがナンジャモンジャですか!」

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花は真っ白で、深く4つに裂けています。

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日本での自生地は、長崎の対馬と長野、岐阜、愛知に点在するという不思議な分布をしています。
だから、「なんじゃこれは?」ということになるんでしょう。
おそらく鳥が種子を運んだのでしょう。対馬から中部地方まで。

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虫でも食べているのでしょうか、エナガが枝から枝へと忙しく飛び移っていました。


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by syunkatei-tanba | 2017-05-16 20:54 | 植物 | Comments(0)

田植え花

いま、山の斜面や谷沿いにピンクの花が目立ちます。タニウツギです。
北陸や山陰など主に日本海側に分布しています。太平洋側にはハコネウツギがありますが、タニウツギはないようです。

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「但馬では、この花が咲くと田植えをするんだ」と、以前、職場の先輩から聞いたことがあります。だから「田植え花」。
自然とともに生きてきた先人の知恵です。

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朝来市和田山町の糸井渓谷の林道で、ミヤマカラスアゲハを見つけました。
タニウツギの蜜を美味しそうに盛んに吸っておりました。


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by syunkatei-tanba | 2017-05-15 19:13 | 植物 | Comments(0)

自然界は個性的

ボタンの寺として知られる豊岡市日高町の隆国寺に行ってきました。
ボタンの時期はやや過ぎてしまいましたが、ボタンの中に植えられているケマンソウを撮るのが目的です。
葉っぱはボタンに似ているのですが、花はまったく違います。

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ケマンソウというのはお寺の装飾品の華鬘(けまん)からの命名ですが、タイツリソウ(鯛釣り草)とも呼ばれます。
形が実にユニークですし、一度聞いたら忘れられない上手い名前を付けたものです。

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中国や朝鮮半島に自生する植物で、日本には室町時代に入ってきたそうです。
鑑賞用として植えられているだけで、野山には広がっていないようです。

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「人工物にデザイナーがいるように、自然界にもデザイナーが存在する!」と言った学者がいましたが、
もし存在するなら、そのデザイナーはかなりユニークな発想の持ち主ですね。


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by syunkatei-tanba | 2017-05-14 20:16 | 植物 | Comments(0)

やはり野に置け

通勤の道路沿いにジャケツイバラが群生しているのを見つけました。
日当たりのいい所に明るい黄色の花を咲かせますので、車で走っていても目を引きます。
別名カワラフジともいいますが、フジと違ってたくさんの花をつけた花序を葉っぱの上に直立させますので余計に目立ちます。

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5枚の花びらのうち上の1枚は小さくて赤い模様が入っています。目立つのは10本の赤い雄しべ。
黄色に赤色というこの配色が昆虫たちを招くのでしょう。
チョウやハチ、アリまでやってきて蜜を頂戴しています。

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花は綺麗なのですが、つるには鋭い棘があって、しかも複雑にからみあいますので庭木には不向きです。
手に取るな やはり野に置け 蓮華草
ジャケツイバラも同じです。

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by syunkatei-tanba | 2017-05-12 18:50 | 植物 | Comments(0)

これが何万円?

近所の川沿いの石垣が黄色い花で覆われています。
葉は黄緑色、花は明るい黄色なので、石垣が明るく見えます。

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近づいてみると星形の可愛い花。
常緑ですので、冬でも黄緑色です。繁殖力も旺盛で、多肉なので乾燥にも強そうです。

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そのためでしょうか、ネットでこの花が売られていることを知りました。
20本で10800円なんて表示もありました。驚きです。
我が家の近所の川沿いに何百万円もあります102.png


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by syunkatei-tanba | 2017-05-10 20:34 | 植物 | Comments(0)

薄紫色のシャワー

「九尺藤」とよばれる丹波市市島町の白毫寺のフジを見てきました。
長い花房がシャワーのように降り注ぐ光景は圧巻です。

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連休中は多くの観光客で賑わい、駐車場に入るのにずいぶん待たねばならなかったようですが、
連休が明けたきょうは、スイスイと駐車場へ。観光客もまばらでした。

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天候の関係でしょうか、以前見た時より、短いような気もします。
でっかいカメラを持ったオジサンが「九尺はないなぁ、せいぜい三尺だ」なんて憎まれ口をたたいてましたが、
三尺でも十分長いですよ。

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あたりはフジの甘ぁ~い香りに満ちていて、マルハナバチたちが忙しく飛び回っています。

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フジの下にベンチが置いてあって、ゆっくりくつろぐお年寄りの姿も。


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by syunkatei-tanba | 2017-05-08 19:43 | 植物 | Comments(0)

猫の目に見える?

道路沿いだけど、山からの湧水がチョロチョロ流れている所があって、そこにネコノメソウを見つけました。

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黄緑色の葉で、花の近くの葉は黄色くなっているので、とてもよく目立ちます。
これが4月7日のネコノメソウ。

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でも、なんでネコノメソウ? どこが猫の目?
答えは、1か月後にわかりました。
これ↓が最近のネコノメソウです。

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果実が熟して、縦に裂け、褐色の種子が並んでいます。
次に雨が降ると、この種子が流れ出すことでしょう。

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猫の目の見えますか?


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by syunkatei-tanba | 2017-05-06 19:13 | 植物 | Comments(0)

騙された

キンポウゲ(ウマノアシガタ)と同じようなエナメル質の黄色い可愛い花です。

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キツネノボタンといいます。
この名前を聞いて、僕は洋服のボタンをイメージし、キツネが服を着た姿を想像していました。

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黄色い花がボタンになるのかなぁ。コンペイトウみたいな果実がボタンになるのかなぁ。
でも、洋服のボタンではなく、花の「牡丹」でした。
芽生えの頃の葉っぱが牡丹の葉っぱに似ているんだそうです。
花が咲いてみると、ボタンと違うがな!騙された!…ということで、キツネノボタン。

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そうだったのか! 騙された。

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by syunkatei-tanba | 2017-05-04 15:44 | 植物 | Comments(0)

史前帰化植物のロマン


シャガは群落をつくる植物ですが、こんなシャガの大群落を僕は他に知りません。
養父市八鹿町八木の国道9号線から今滝寺方面へ車1台が通れる細い道を約1.2kmくらい入っていくと、
道の両側の山の斜面にシャガの大群落が現れます。
全体を1枚の写真でとらえられないのが残念です。

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シャガの学名は、Iris japonica。つまり、「日本のアヤメ」ということなんですが、
かなり古い時代に中国から入ってきたものと考えられています。
お寺の近くに多いので、日本で広がったのは仏教と関係があるのかもしれません。
しかし、仏教の伝来よりももっと古い時代に日本に入ってきた「史前帰化植物」です。

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ところが、日本のシャガはすべて三倍体で、種子ができません。だから、すべてクローンです。
つまり、中国から種子を持ち込んだのではなく、誰かが中国からシャガの生きた株を、生きたまま持ち込んだのです。
大昔に、いったいどうやって運んだのでしょうか? 太古のロマンです。

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それにしても、今滝寺の下のシャガの大群落は素晴らしい景観です。
すごい観光資源だと僕は思うんですがねぇ。

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by syunkatei-tanba | 2017-05-02 20:03 | 植物 | Comments(0)