タグ:春~初夏の花 ( 2 ) タグの人気記事

ベネチアガラスのような

昨日のフタリシズカとは逆に、ネーミングで損をしているような植物もあります。
その植物のアップから…

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逆光で撮ると、ガラス器のようなクリスタルな輝きのある綺麗な植物です。

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葉っぱが花のまわりを優しく包み込むような仏炎苞が特徴的です。
雌雄異株で、花は仏炎苞の内側の底の方に雄しべか雌しべのどちらかがあります。

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その名は、マムシグサ。アオマムシグサともいいます。
花の下方の紫っぽい褐色の模様がマムシを連想させるということからの命名です。
仏炎苞をもつのは、同じサトイモ科のザゼンソウ、ミズバショウなどと同じなんですけどねぇ。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-06 21:00 | 植物 | Comments(2)

静御前の舞姿

フタリシズカっていうネーミングがいいですねぇ。知らなくても何だろう?って思います。

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能の「二人静」からきているんです。
静御前の霊にとりつかれた菜摘女(なつめ)が舞おうとすると、静御前の霊も現れて、一人が二人になって舞を舞うという「二人静」。
二本の花穂を美人の舞姿に例えるなんて、なかなか粋です。
でも、花穂は2本とは限らないんです。1本のものもたくさんありますし、3本、4本のものもありました。

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とっても変わった花で、花びらもがく片もなく、白いのは3本の雄しべの花糸です。
この内側に、雄しべの葯と雌しべの柱頭が隠れています。
チョウやミツバチではなく、もっと別の昆虫によって受粉するのではないかと思われます。

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受粉に役立っているのかどうか、僕にはわかりませんが、アリもやってきます。
アオハムシダマシも訪れていました。緑色の金属光沢のある美しい甲虫です。

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誰かに花粉を運んでもらって他家受粉する花を開放花といいます。これに対して、自家受粉のための閉じた花を閉鎖花といいます。
フタリシズカは、春から初夏には開放花をつけ、夏から秋にかけては閉鎖花をつける、面白い植物です。


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by syunkatei-tanba | 2017-06-05 21:35 | 植物 | Comments(0)