2017年 06月 02日
孔雀のような綿毛
ノアザミの花は筒状の花の集まりです。雄しべの筒の中に花粉がつまっています。
昆虫がやってくると、その刺激で筒が下がり、白い花粉がモコモコと出てきます。花粉を無駄にしない上手い仕組みです。
花粉がなくなると、筒の中から雌しべの花柱が伸びてきます。ノアザミは雄の時期から雌の時期に変わります。
鮮やかな花の色に誘われて、いろんな昆虫がやってきます。それを待ち構えるクモもいます。
アズチグモの雌がいました。小さいクモですが、自分より大きな昆虫も捕まえます。
ノアザミはタンポポのような綿毛のついた種子を風で飛ばします。飛んだ種子が隣のノアザミの花に引っかかりました。
ノアザミの綿毛って、こんなに美しいんです。孔雀の羽のよう。タンポポの綿毛より遠くまで飛びそうです。
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by syunkatei-tanba
| 2017-06-02 20:30
| 植物