左右非対称のヤブツルアズキ

ヤブツルアズキは、アズキの原種だそうです。
たいていの花は放射相称か左右対称になっていますが、ヤブツルアズキは面白い形をしています。

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左側のほうにクルンと筒状に湾曲しています。この筒状の花びらの中に、雌しべ・雄しべが隠されています。
右下側の花びらが花粉を雨から守り、ハナアブなどに花粉を盗まれないようにふたをしています。
受粉に役立つミツバチなどがやってきて、筒状の花びらに乗ると、雌しべ・雄しべが飛び出すしくみになっています。
花粉を盗むだけのハナアブではふたは開かないようになっているんです。素晴らしい!

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ヤブツルアズキ群落の中で、キチョウがひと休み。どこにいるか、わかりますか?
同じ色をしていますので、わかりにくいですが、おそらく捕食者も見つけにくいことでしょう。

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こちらはキタテハ。こちらもヤブツルアズキの花の前で休息中です。蜜を吸ったりはしません。
クルンとした花の構造上、チョウがヤブツルアズキの蜜を吸うことは不可能なんです。


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by syunkatei-tanba | 2017-09-11 21:00 | 植物