雑木林(ざつぼくりん)と呼ばないで

今年の正月は、山には雪がありますが、里には雪がありません。
スキー場に関係する人も関係しない人も喜ぶ、但馬の住民にとっては理想的とも言える天候です。…いまのところ。

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朝の雑木林の雪景色です。昼前になって雪が解けてくるとこの美しさは見られません。
朝の雑木林ならではの美しさです。

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雑木林は、「ぞうきばやし」と読んでください。
人里に近い林で、コナラやクヌギ、アカマツ、カシ、シイなどの林です。
昔は、薪をとり、落ち葉や枯れ枝を集めて利用した林です。「おじいさんは柴刈りに」の世界です。
リスやクワガタが棲み、いろいろな木の実やキノコが採れる、生物多様性を支える林です。

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雑木林を「ざつぼくりん」と読むと、意味がまったく違ってきます。
昭和30年代につくられた言葉だと思いますが、スギやヒノキなどの「有用な人工林」に対する言葉です。
つまり、雑多な樹種が混じった林のことを雑木林(ざつぼくりん)と呼びます。
これだと原生林まで雑木林(ざつぼくりん)になってしまいます。
人間に役に立つかどうか、目先の利益だけに注目した、とんでもない言葉だと、私は思います。


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by syunkatei-tanba | 2018-01-07 21:00 | 風景