2018年 01月 13日
ロゼットの草紅葉・その2
でも、割合としては、緑色のままのものが多いように思います。
赤紫色になっているのは、かなり陽当たりのいいところのタンポポだけです。
こんなふうにまわりに他の植物がないところでは、茎の短いロゼットは大変有利です。
そもそも植物が茎を伸ばすのは、葉っぱを高いところにつけるためです。
でも、まわりに光を遮るものがなければ、茎は短くていいわけです。その栄養を葉っぱや根の成長に使えます。
人が背の高い植物を刈り取ってくれたおかげで、ロゼットの植物が得をしているとも言えます。
冬にも光合成をして栄養を蓄え、他の植物が成長する前に花を咲かせてしまおうという作戦です。
セイヨウタンポポは、冬でも花を咲かせ、種子を飛ばしています。
こちらでは、スイバのロゼットとセイヨウタンポポのロゼットが光の奪い合いで競争しています。
スイバの葉っぱがタンポポの葉っぱの上に覆いかぶさっています。どうやらスイバの勝ちのようです。
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by syunkatei-tanba
| 2018-01-13 21:00
| 植物