2017年 12月 28日
青空に映えるセンダンの実
「…栴檀(せんだん)は双葉より芳し、蛇は寸にしてその武威を顕わす。
わたしもこぉいぅお子さんに、あぁ~、あやかりたいあやかりたい…」と。
でも、この栴檀は白檀(びゃくだん)のことやそうです。

昨日から1泊2日で、香川県のまんのう町の温泉に行ってきました。
但馬は雪が舞い、野山は真っ白でしたが、姫路まで行くと陽が射しているではありませんか。
岡山から香川へ。風は冷たいのですが、心地よい陽射しに包まれてドライブ。
葉を落としたセンダンの黄色い果実が青空に映えておりました。

帰路は、徳島から淡路島、明石、姫路と青空の下を走ってきましたが、
但馬に入ったとたんに「雪のため40km/時規制」という情報です。
幸い大した雪ではありませんでしたが、冬の日本海側と瀬戸内との気候の違いをまざまざと感じた旅でした。
しばらく冬休みに入ります。
皆さま、良いお年をお迎えください。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-28 21:00
| 植物
2017年 12月 27日
どっちのアカウキクサ?
が、水面が赤く染まっています。アカウキクサです。

かつてはふつうに見られたのですが、除草剤に弱いらしく、現在では絶滅危惧種です。
ところが、ここに外国からオオアカウキクサが入ってきて、勢力を拡大しています。
特に、アメリカオオアカウキクサは生態系を乱すとして、特定外来生物に指定されています。

一方は何とか守りたい絶滅危惧種、他方は栽培や運搬が禁止されている特定外来生物。
但馬には、その両方があります。
しかも、見た目には区別できず、両者の交雑も起こっているとか。
そうなると、詳しくはDNA鑑定をしなければわからないそうです。
きみはどっちのアカウキクサですか?
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-27 21:00
| 植物
2017年 12月 26日
樹上のコウノトリ

コウノトリはツルと違って、樹上に巣をつくりますし、木にとまることもできます。

でも、コウノトリが木にとまっているところをあまり見かけません。
よく見かけるのは、たいてい田んぼや川の中で餌をあさっている姿です。

しばらく木にとまって休んでいましたが、急に思い立ったようにどこかへ飛び去っていきました。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-26 21:00
| 鳥類
2017年 12月 25日
師走の生き物たち・その8
探せばいろいろ見つかるもんです。

早春の花、オオイヌノフグリです。咲くのがちょっと早過ぎましたね。
春になれば一面にたくさんの花を咲かせるのですが、いまはポツンと1つ咲いていました。

こっちにも1つ。冬のうちに葉っぱを横に広げて地表を覆い、春にいち早く花を咲かせる作戦です。
だから、葉っぱや茎に細かい毛がたくさん生えています。
これで雪や霜から身を守るんです。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-25 21:00
| 植物
2017年 12月 24日
シダーローズ
樹形が円錐形なので、クリスマスツリーとしても利用されるヒマラヤスギ。
高校の野球部の練習場のバックネットの後方に植えられています。

スギとついていますが、スギの仲間ではなく、マツの仲間です。
だから、松ぼっくり(球果)ができます。
枝の上にちょこんと卵が乗っているみたいに見えるのは、雌花の松ぼっくりです。

アカマツなどの松ぼっくりよりかなり大きくて10cm以上あるものもあります。
乾燥してくると、松ぼっくりが開いて、翼のついた種子がばらばらに落ちていきます。

ところが、松ぼっくりの上の方だけは、ばらばらにならずにまとまって落ちます。
これがバラの花のように見えるので、シダーローズと呼ばれ、クリスマスリースなどの飾りに使われています。
ネットで調べると、1個315円で売られていました。結構高いんですね。バックネット裏にいっぱい落ちてます。
野球部のみんなで拾って売ったら、ボールが何ダースも買えそうです。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-24 21:00
| 植物
2017年 12月 23日
赤いブドウのようなイイギリの果実
近づいて見ると、葉っぱを落としたイイギリです。

葉っぱがすべて落ちてしまったので、ブドウの房のように垂れ下がった赤い果実が目立ちます。
山の斜面の上から、雪が残る田んぼを背景に撮ってみました。

1つひとつはナンテンの果実のような色と大きさですが、何しろ数が多いので、迫力があります。
この果実をヒヨドリたちが食べるようです。

しばらく待ってみましたが、鳥がやってくる様子はありませんでした。
こんなに目立つのに食べに来ないのは、あまり美味しくないのでしょうか。
それとも、これから美味しくなるのかな。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-23 21:00
| 植物
2017年 12月 22日
余部橋梁を走る瑞風
余部橋梁にエレベーターが設置されたということで、行ってみました。
余部クリスタルタワーという名の通り、全面ガラス張りなので景色を楽しみながら、展望台やホームに行けます。
ただし、海と列車を一緒に撮ろうとすると、これまで通り、高さ50mくらいを歩いて登らなければなりません。
何の下調べもせずに行ったのですが、たまたま瑞風が通過するというので、待って撮ることにしました。

撮り鉄のお兄さん、瑞風ファンのご夫婦らとともに待つこと15分。
やってきました瑞風。2泊3日の山陽・山陰周遊コースの3日目(最終日)です。

前方のトンネルの手前が急カーブになっているため、速度を落としてかなりゆっくり走ります。

列車後部の展望デッキに立っているお客が手を振って、去っていきました。
それを見送りながら、誰かがひとりごと…「金持ちはええなぁ」。
カメラを持って見送っている人たちがドッと笑い、不思議な連帯感が生まれました。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-22 22:00
| 風景
2017年 12月 21日
葉書きの木、タラヨウ


タラヨウの大きくて分厚い葉っぱの間に、赤い果実がたくさんついていました。

タラヨウの葉っぱには、鉛筆やボールペンがなくても字が書けます。
小枝の先で葉っぱに字を書くと、数10秒すると色がだんだん黒っぽくなって、文字が浮かび上がってきます。
文字通り「葉書き」です。だから、タラヨウは郵便局のシンボルツリーになっています。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-21 22:00
| 植物
2017年 12月 20日
師走の生き物たち・その7

そんな日陰にオニノゲシの花を見つけました。
雪の中に埋もれていたのでしょう。横倒しになっています。

春から晩秋にかけて長く見られる花ですから、「帰り花」というよりは「まだ頑張っている花」。
日射しのあるところには、あちこちでまだ咲いています。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-20 21:00
| 植物
2017年 12月 19日
ズワイガニの雌雄
但馬では松葉ガニと呼ばれます。福井県では越前ガニと呼ばれますが、同じズワイガニです。

このお店で、最も高値がついているズワイガニがこれ。1杯3万円です。
確かに立派なはさみをもっていて、威風堂々としていました。
松葉ガニと呼ばれるのは生後10年以上の雄です。脱皮を繰り返して、11齢で漁が許されるサイズになります。

一方、こちらはズワイガニの雌。但馬では、セコガニとかセイコガニと呼ばれます。1杯1000円くらいで売られています。
雌は成熟すると、脱皮をしなくなります。つまり、成長しなくなるのです。
栄養を次世代をつくることに費やすのでしょう。
その結果、同じズワイガニなのに、雄と雌でまったく大きさが異なるということになってしまいます。
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by syunkatei-tanba
| 2017-12-19 22:00
| 海産無脊椎動物